Project V:プロトコルとツールの基盤
Project Vは、ネットワークプロキシツールを中心に展開するプロジェクトのエコシステムで、V2Rayはその主要な実装の1つです。インバウンド、アウトバウンド、ルーティング、トランスポートなどの機能が設定可能なモジュールに分かれているため、同じGUIでも異なるプロトコルを扱い、ルールに応じて宛先ごとの経路を選べます。ここでいう「プロトコル」は通信する両者のやり取りの方式、「トランスポート」はデータの運び方を指し、別々の設定項目です。
普段の利用で、設定を一からすべて作成する必要はほとんどありません。GUIクライアントはサブスクリプションの情報をもとにコア用の設定を生成しますが、不足している情報まで自動で補えるわけではありません。サーバーアドレス、認証パラメーター、通信方式、安全性の設定を適切に組み合わせる必要があります。この関係を理解しておけば、サブスクリプションの問題をインストールの問題と取り違えたり、クライアントを再インストールしても接続結果が変わらない理由に戸惑ったりすることを防げます。